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繋がりや連鎖を表す髪の毛をモチーフとして描く
<作家コメント>
京都の東本願寺にて信者が奉納した髪の毛で作られた巨大な綱、毛綱と出会った体験をきっかけに髪の毛を描いています。
髪の毛は様々な文化圏で多様な意味を与えられており、供物として扱われる事もあれば、女性を象徴したり、生命力や力を表す場合もあります。反対に死や不気味さを示す事もあります。
私は繋がりや連鎖を表すものとして、髪の毛を主なモチーフとして描いてきました。人が手で作った物や手仕事をみる事が好きで、よく民族博物館に通っていました。
「温」はそこで見つけた藁を編んで作られた靴を題材にしています。連綿とした手作業の集積を髪の毛で表現したいと思って描いた作品です(小林あずさ)。
温
サイズ:約幅14×奥行き2×高さ18cm、約0.1kg
素材:パネル、綿布、アクリル絵具
プロフィール
2013年 藝大アートプラザ大賞展(学長賞受賞)
2015年 アートアワードトーキョー丸の内(審査員 高橋明也賞)
2021年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻油画 修了
2015年 アートアワードトーキョー丸の内(審査員 高橋明也賞)
2021年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻油画 修了
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