藝大アートプラザ・アートアワード授賞式を上野駅13番線 『PLATFORM 13』で開催

藝大アートプラザ・アートアワード授賞式を上野駅13番線 『PLATFORM 13』で開催

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2024.03.13

大賞受賞作を作者自ら語る。アートが「自己解決」である理由【間瀬春日氏インタビュー】

大賞受賞作を作者自ら語る。アートが「自己解決」である理由【間瀬春日氏インタビュー】

人の数だけアートがある! 芸術に対する思いは人それぞれ。藝大アートプラザでは、アートとは何かをさまざまなアーティストたちに尋ねることで、まだ見ぬアートのあり方を探っていきます。 今回お話を伺うのは、2023年度の藝大アートプラザ・アートアワードで美術作品部門大賞に輝いた間瀬春日さん。藝大の保存修復工芸研究室に在籍する間瀬さんの受賞作「はろう」(写真下)は、技巧の高さを感じさせる精緻な漆芸でありながら、ユーモラスな雰囲気を漂わせます。 お話を伺うと、作家活動と文化財修復の道を両立させようとする真摯な姿勢が見えました。 (写真:永田忠彦)日比野克彦・東京藝大学長をはじめとする審査員の講評はこちらか […]

2024.03.14

岡倉天心と五浦の海。傷心の地で天心が目指した自然と芸術の調和とは

岡倉天心と五浦の海。傷心の地で天心が目指した自然と芸術の調和とは

明治・大正期の日本の美術運動を牽引した岡倉天心(1863-1913)。美術評論家、哲学者であり『The Book of Tea(茶の本)』をアメリカ・ニューヨークで英語で出版し、日本における茶の精神を広く世界に伝えるなど多大な功績を残した彼が、茨城県にある小さな漁村・五浦の地に深い愛情を抱いたことはあまり知られていません。 彼の芸術観に大きな影響を与えた五浦。天心との関係を取材しました。 岡倉天心についておさらい 岡倉天心は、明治・大正の美術運動の指導者です。1863(文久2)年に横浜で生まれ、幼名を「角蔵」、のちに「覚三」と称しました。「天心」は彼の号です。 岡倉天心。国立国会図書館デジタル […]

2024.03.13

布で彫刻作品をつくる。「私がそれをアートだと考える理由」【福島李子氏インタビュー】

布で彫刻作品をつくる。「私がそれをアートだと考える理由」【福島李子氏インタビュー】

人の数だけアートがある! 芸術に対する思いは人それぞれ。藝大アートプラザでは、アートとは何かをさまざまなアーティストたちに尋ねることで、まだ見ぬアートのあり方を探っていきます。 今回お話を伺うのは、アーティストの福島李子(ももこ)さん。ぬいぐるみを解体して再構成した作品や、布で制作する彫刻作品など、「奇想」とも言える表現方法を探求しています。自らのアート観について、これまでの活動とともに伺うと、まるで修行僧のような美意識が見えてきました。 「しゃべる肉」が彫刻に対する答え ―― 2022年の藝大アートプラザ企画展「Met“y”averse ~メチャバース、それはあなたの世界~」に出品してくださ […]

2024.02.16

合唱と和楽器の可能性を探り、未来へ広げる。「藝大の軌跡-過去と現在を繋ぐ音楽たち」レポート

合唱と和楽器の可能性を探り、未来へ広げる。「藝大の軌跡-過去と現在を繋ぐ音楽たち」レポート

上野・藝大アートプラザでは企画展「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者展」の開催期間中、アート作品に彩られた展示空間を舞台に、東京藝大音楽学部の学生によるスペシャルコンサートを全5回にわたり開催いたします。 3月の開催スケジュールはページ末尾をご覧ください 2024年2月18日(日)の第3回「藝大の軌跡-過去と現在を繋ぐ音楽たち-」は、混声合唱や邦楽五重奏などによる幅広い内容で、東京藝術大学の前身となる“音楽取調掛”と、近代日本における音楽教育の第一人者である“伊沢修二”の功績を辿るものです。 出演は、松村百花(ソプラノ)、佐藤真子(アルト)、宮田爽佑(テノール)、浅沼大陽(バス)、屋代紗央 […]

2024.02.28

「轟木麻左臣 シルエットとルール」開催のおしらせ

「轟木麻左臣 シルエットとルール」開催のおしらせ

2024年3月23日(土)より、藝大アートプラザにて「轟木麻左臣 シルエットとルール」を開催いたします。 展覧会ステイトメント 私は一貫して人間の情動に興味を抱き、人型をモチーフとして彫刻作品を作り続けています。 私の過去の経験から感じている人間関係によって引き起こされる混迷や、社会のやるせなさの中で私たちがどう生きていくべきか、そういったことをメインのテーマとしています。 本作品は人物を描いた絵画の上を人型の彫刻が動き回り、塗りつぶしていくという作品です。絵画に描かれた人物は、過去の不明瞭な記憶の中の人や街中で見かけた知らない誰かで、踠き(もがき)蠢く人型の彫刻は、その軌跡によって、描かれた […]

2024.02.23

マリンバとサックスの新作初演にライブペインティングも。藝大アートプラザ・スペシャルコンサートの様子をリポート(2月17日実施)

マリンバとサックスの新作初演にライブペインティングも。藝大アートプラザ・スペシャルコンサートの様子をリポート(2月17日実施)

藝大アートプラザでは2024年2月17日、「藝大発!サクソフォンとマリンバでみつめる、日本の音楽」と題したスペシャルコンサートを開催(写真下)。この日のために作曲された新曲が初演されるとともに、ライブペインティングも行われ、大勢の来場者が美術作品と音楽作品のコラボレーションを楽しみました。 「サクソフォンとマリンバでみつめる、日本の音楽」 このコンサートは、2024年1月27日から3月17日まで行われている企画展「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者展」の開催期間中の特別プログラムとして、アーティストによる作品で彩られた展示空間を舞台に、藝大音楽学部の学生による演奏の場として全5回にわたって […]

2024.03.01

藝大アートプラザ・アートアワード受賞者発表!受賞者展は1/27〜3/17

藝大アートプラザ・アートアワード受賞者発表!受賞者展は1/27〜3/17

各学部・大学院生 約70人の応募から 長らくお待たせしました。藝大の学生を対象としたアートコンペティション「藝大アートプラザ・アートアワード」(旧「藝大アートプラザ大賞」)の審査結果を発表いたします。 第18回となる本年度は、各学部・大学院の学生・院生約70人から応募がありました。 藝大アートプラザでは、エントリー期間終了後、日比野克彦・東京藝術大学学長ならびに箭内道彦・東京藝術大学美術学部教授/藝大アートプラザ所長らをはじめとする審査員が厳正なる審査を行い、以下の通り受賞者を決定しましたので、ここにお知らせいたします。 (美術部門・デジタルアート部門それぞれ審査が行われました。写真は美術部門 […]

2024.01.26

アートに囲まれた空間で「異色トリオ」のハーモニーを堪能。「Trio Espoir アフターヌーンコンサート」レポート

アートに囲まれた空間で「異色トリオ」のハーモニーを堪能。「Trio Espoir アフターヌーンコンサート」レポート

上野・藝大アートプラザでは企画展「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者展」の開催期間中、アート作品に彩られた展示空間を舞台に、東京藝大音楽学部の学生によるスペシャルコンサートを全5回にわたり開催いたします。 2月の開催スケジュールはページ末尾をご覧ください 2024年1月28日(日)、記念すべき第1回として、現役藝大生による三重奏「Trio Espoir」のアフターヌーンコンサートが開催されました。西邑華梨(フルート)、菊田萌子(ヴィオラ)、湊あゆみ(ハープ)の3人による30分ほどの演奏で、曲目はデヴィーニュ「三重奏曲」とドビュッシー「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」。大変寒い日だ […]

2024.02.10

自分の想像した世界が、誰かの世界と重なる。アートは「共有する喜び」【長南芳子氏/穀雨インタビュー】

自分の想像した世界が、誰かの世界と重なる。アートは「共有する喜び」【長南芳子氏/穀雨インタビュー】

人の数だけアートがある! 芸術に対する思いは人それぞれ。藝大アートプラザでは、アートとは何かをさまざまなアーティストたちに尋ねることで、まだ見ぬアートのあり方を探っていきます。 どこか懐かしい風景、金属を素材としながら温かみを感じるオブジェ。 手のひらに収まるサイズの優しい作品で注目を集めるアーティストの長南芳子さん(ブランド名:穀雨[こくう])に、自らのアート観について、これまでの活動とともに伺いました。 手仕事への興味は幼少期から ―― 藝大を2000年に卒業され、現在はアトリエ兼ショップを谷中に構えられています。もともと手仕事がお好きだったそうですね。 長南:はい。子供の頃からものづくり […]

2024.01.27

LIFE WITH ARTに新規作家が多数参加!一点モノの喜びがますます広がります

LIFE WITH ARTに新規作家が多数参加!一点モノの喜びがますます広がります

暮らしの中に「アート」を取り入れる喜び。 藝大アートプラザの「LIFE WITH ART」コーナーでは、器やグラス、アクセサリーといった毎日の生活で使う品々を、多彩なアーティストたちが手掛けた「一点モノ」に変えてみることで生まれる、「暮らしの彩り」を提案しています。 1月27日からは、さらに新たなアーティストたちが加わりました。 ここでは、新たに加わったアーティストを主にご紹介します。 よりすぐりの作家たちによる、思いのこもったさまざまな作品を、ぜひお手にとってご覧ください。 作家紹介 アメリカ生まれの作陶家が目指す茶器 ウォーラー カミ アメリカ・メリーランド州出身。フロリダ州育ち。米国在住 […]

2024.01.29

平泉は造像の新時代到来を先取りしていた!? 建立900年特別展「中尊寺金色堂」

平泉は造像の新時代到来を先取りしていた!? 建立900年特別展「中尊寺金色堂」

中尊寺金色堂は平安時代後期の武将で、奥州藤原氏初代、清衡(きよひら/1056-1128)によって建立された東北地方現存最古の建造物です。天治元年(1124)の上棟から今年で900年を迎えるのを記念して、東京国立博物館では、建立900年 特別展「中尊寺金色堂」が開催されています。 上野エリアのおすすめ企画展・アートイベント情報はこちらからどうぞ! 理想の阿弥陀浄土をこの世に実現。清衡ら4代が眠る金色堂 「黄金の国、ジパング」の世界的イメージ醸成に大きく寄与したのが、世界遺産「平泉」(岩手県平泉町)の核をなす文化資産のひとつ、中尊寺です。前九年の役(1051-1062)、後三年の役(1083-10 […]

2024.02.07

アートアワード入選作すべてをデジタルカタログで公開!編集長がピックアップした作品は?

アートアワード入選作すべてをデジタルカタログで公開!編集長がピックアップした作品は?

藝大の学生を対象としたアートコンペティション「藝大アートプラザ・アートアワード」(旧「藝大アートプラザ大賞」)。 第18回となる本年度は、各学部・大学院の学生・院生約70人から応募があり、大賞は間瀬春日さんの作品「はろう」が受賞しました。 各受賞作の詳細、審査の様子はこちらからご覧ください。 藝大アートプラザでは、入選以上の作品すべてを展示販売しているほか、今年度の受賞作・入選作すべてを掲載したデジタルカタログを小学館のデジタルコンテンツストア「CLOUDEAR」にて公開しました。 ここではデジタルカタログの中から、藝大アートプラザタイムズ編集長・高木史郎がピックアップした作品をコメントととも […]

2024.02.09

2024年に上野で開催予定の気になる企画展&アートイベント17選!(上半期編)

2024年に上野で開催予定の気になる企画展&アートイベント17選!(上半期編)

2024年1~6月に開催される、上野エリアの美術館・博物館の展覧会と、全国各地のアートに関連したイベントをご紹介します。 2024年上半期のアートライフの参考にご覧ください。 上野エリアの美術館・博物館の展覧会 ①モネ 連作の情景 東京展 会期:開催中~ 2024年1月28日(日) 会場:上野の森美術館 印象派の代表画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)は、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残しました。同じ場所やテーマで、異なる天候、異なる時間、異なる季節など移ろいゆく景色と表情を描き留めることを試みた「連作」は、巨匠モネの画業の重要 […]

2023.11.02

最新の記事一覧

企画展「藝大動物園」東條明子さん作品販売(抽選制)について

企画展「藝大動物園」東條明子さん作品販売(抽選制)について

2024年5月26日(日)まで開催中の企画展「藝大動物園」前期に展示予定の東條明子さんの作品につきましては、多数の購入希望が予想されるため、以下の方法による抽選制とさせていただきます。期間中いつご応募いただきましても、抽選結果には影響ありませんので、ご都合にあわせご来店ください。 抽選お申し込み期間 2024年3月23日(土)〜3月31日(日) 抽選お申し込み方法 お申し込み期間の営業時間内にご来店の上、「抽選申込書」に記入し受付を完了してください。 ※お電話、FAX、メール等では受付けません。 抽選日 2024年4月3日(水) 当選の発表 当選者への通知をもって発表にかえさせていただきます。 […]

2024-03-18

2024年4月藝大アートプラザ営業日のおしらせ

2024年4月藝大アートプラザ営業日のおしらせ

2024年4月の藝大アートプラザは、企画展「藝大動物園 Welcome to the art zoo!」を開催。 ◆4月休業日 1(月)8(月)15(月)22(月)~26(金)30(火) ※29日(月)は祝日で営業、翌30日が臨時休店日 〈撤去設営〉22日(月)~26日(金) ※2024年4月より毎週月曜休業(火曜日は営業)となります

2024-03-15

藝大アートプラザ・アートアワード授賞式を上野駅13番線 『PLATFORM 13』で開催

藝大アートプラザ・アートアワード授賞式を上野駅13番線 『PLATFORM 13』で開催

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2024-03-13

企画展「藝大動物園 Welcome to the art zoo!」開催のおしらせ(2024年3月-5月)

企画展「藝大動物園 Welcome to the art zoo!」開催のおしらせ(2024年3月-5月)

この春上野にもうひとつの動物園が開園します。それはアートによる、アートにしかできない藝大動物園。想像の世界にしか存在しない動物、本物以上にリアルな生き物、生物なのか無生物なのかわからない存在、もしかして人間も? 藝大アーティストたちが創り出すアートジャングルをお楽しみください。 企画展「藝大動物園 Welcome to the art zoo!」 会期:2024年3月23日(土)〜5月26日(日) 前期3月23日(土)-4月21日(日) / 後期4月27日(土)-5月26日(日) 定休日:月曜日 *3月25日(月)は営業、3月26日(火)は休業 営業時間:10:00〜18:00 入場料:無料 […]

2024-02-26

「轟木麻左臣 シルエットとルール」開催のおしらせ

「轟木麻左臣 シルエットとルール」開催のおしらせ

2024年3月23日(土)より、藝大アートプラザにて「轟木麻左臣 シルエットとルール」を開催いたします。 展覧会ステイトメント 私は一貫して人間の情動に興味を抱き、人型をモチーフとして彫刻作品を作り続けています。 私の過去の経験から感じている人間関係によって引き起こされる混迷や、社会のやるせなさの中で私たちがどう生きていくべきか、そういったことをメインのテーマとしています。 本作品は人物を描いた絵画の上を人型の彫刻が動き回り、塗りつぶしていくという作品です。絵画に描かれた人物は、過去の不明瞭な記憶の中の人や街中で見かけた知らない誰かで、踠き(もがき)蠢く人型の彫刻は、その軌跡によって、描かれた […]

2024-02-23

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