育児あるあるをアテレコ!ヘレン・ハイドの浮世絵7選【誰でもミュージアム】

ライター
chiaki
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明治から大正における日本の風俗を描いた女性、ヘレン・ハイド。彼女は日本の母と子の姿を好んで描いたと言います。その木版画からは、赤ちゃんの温もりや母親の愛情が直に伝わってくるかのよう。

私も子どもを育てる母親ですが、あまりのリアルさに「やだ危ないッッ!!」とか「なんで私がこんな目に……」とか、つい心の声が漏れてしまうほどです。そこでせっかくなので、ヘレン・ハイドの浮世絵に感じた「育児あるある」をアテレコしてみました。

ヘレン・ハイドについて詳しくはこちらの記事をどうぞ。
アメリカ人画家が見た日本の母親。ヘレン・ハイドはなぜ浮世絵師になったのか

記事内の画像は、シカゴ美術館に所蔵されているパブリックドメインものを使用しています。

本記事は「和樂web」の転載です

滅私奉公

Honorable Mr. Cat

「(お母ちゃんはびしょ濡れやで……)」

期間限定

The Bath

「赤ちゃんの頭いい匂~い(クンカクンカ)。お尻スベスベ~~雪見大福みた~い」

無限ループ

Baby Talk

母「頭高くすると起きないって言ってたな……。そーっとそーっと……」
子「パチッ!」

不穏な静寂

Three Friends of Winter

マジで悲劇の5秒前

誰も聞いてくれない

The Chase

「太郎くんっ! 早く来ないとみんなに置いてかれちゃうよ!!! コラ~~!! みんな先生がいいよって言うまで走らな~~~い!!!」

おばちゃんって何歳から?

A Monarch of Japan

「よしよしおばちゃんのところにおいで~」
「やだー、よしこさん。まだおばちゃんじゃなくておねえちゃんじゃないですかぁ」

同時通訳

Day Dreams

「これいらな~い」
「え? うれしい?(大声)良かったね~、大好きなうさぎちゃんだぁ~(じぃじが買ってきたんだ! 早く嬉しそうな顔しろッッッ!!!)。お義父さんありがとうございますぅ」

「誰でもミュージアム」とは?

パブリックドメインの作品を使って、バーチャル上に自分だけの美術館をつくる「誰でもミュージアム」。和樂webでは、スタッフ一人ひとりが独自の視点で日本美術や工芸の魅力を探り、それぞれの美術館をキュレーションしています。「誰でもミュージアム」はwebメディアだけでなく、各SNSアカウントや音声コンテンツなど、さまざまな媒体のそれぞれのプラットフォームに合わせた手法で配信。アートの新しい楽しみ方を探ります。

「誰でもミュージアム」プロジェクト、始動! パブリックドメインの作品で自分だけの美術館をつくろう

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