着任のご報告

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藝大アートプラザ編集部
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着任のご報告

東京藝術大学学長特命・美術学部デザイン科教授の箭内道彦です。日比野克彦東京藝術大学長からの辞令を受け、4月1日、藝大アートプラザ所長に着任をしました。

東京藝術大学と小学館による共同事業である藝大アートプラザ。2022年、両者の間で包括連携協定が結ばれています。藝大アートプラザは、大学構内で、在校生、卒業生、教員らの多様な作品を一般の方に展示販売するギャラリーです。
当施設スタッフが先月、Twitter個人アカウントに、
キュレーターとしての職権濫用を示唆する非常に不適切な投稿をし、当施設業務の契約を解除されました。藝大生に、新入生に、社会に、恐怖と不安を感じさせる重大な行為でした。誤解でなく実害です。関連して、藝大アートプラザ運営者である小学館の運営責任者による不適切な行動もありました。

今回の件は到底許されるものではなく、藝大アートプラザは、当件と真摯に向き合うべく、3月29日から昨日まで7日間の臨時休業をしました。その状況下での着任になりました。新所長として、当件に不安と怒りを感じたすべての方々に、改めて深くお詫びを申し上げます。再発の防止は大きな責務です。憎むべきすべての不適切行為が根絶される東京藝大を早急に実現する契機とする役目も負いました。

藝大アートプラザが、芸術の魅力を発信し、在学生、卒業生、教員、そして一般のお客様、すべての方々にとって安心してご活用いただける唯一無二の場となっていきますよう強く優しく、丁寧に、歩んで行く所存です。

藝大アートプラザは「変わり続けるアートの広場」と位置付けられています。秘境とも称されることのある東京藝大の「出島」でもあると私は捉えてもいます。

世界と向き合い、人と繋がる。
人々の暮らしにアートが息づく。
アートの力で社会課題を解決する。

そのためにも藝大アートプラザは、時代とともに常に価値観を最適にアップデートさせ続けなくてはなりません。今日は晴れの入学式の日でもあります。すべての新入生の学校生活、創作活動が、健やかで安全な日々であるために藝大アートプラザも、さらなる改革を進めて行きます。

2023年4月5日
東京藝術大学 学長特命・美術学部デザイン科教授
藝大アートプラザ所長
箭内道彦

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