2023年12月20日(水)より、藝大アートプラザにて「山田彩加展 線と線が交わる時―When a line intersects a line.」を開催いたします。縦幅約2mの大作「遺伝子の行方ー眼差し」など、新作含む10作品以上を展示予定。山田彩加の世界観を会場にてお楽しみください。
展覧会ステイトメント
本展覧会では、過去から現在に渡り制作してきたリトグラフ版画及び手描き作品を展示する。過去・現在の作品同士が境界を超えて、錯綜する線で繋がりあっている世界観をイメージしている。人体を侵食し融合する植物の根のような描写は、物質の内部から外部の森羅万象へと広がり、複雑に交わっていく。リトグラフ版画の大作「遺伝子の行方-眼差し」から、物語性を帯びた版画集「運命―Destiny」まで、コンセプト「命の繋がり」を元に心象風景を表現した作品を交え、過去から現在の作品であり自分自身を見つめ直す機会になればと思う。
山田彩加プロフィール
1985年 愛媛県今治市生まれ
2008年 東京藝術大学絵画科油画専攻 卒業
2010年 東京藝術大学大学院修士課程 美術研究科絵画専攻版画研究領域 修了
2011-2012年 École nationale supérieure des Beaux-Arts de Paris 留学
2014年 東京藝術大学大学院博士課程 美術研究科美術専攻修了(博士/美術)総代
会期
2023年12月20日(水)〜1月21日(日)
定休日:月・火休み
会場
藝大アートプラザ
(東京都台東区上野公園12-8 東京藝術大学美術学部構内)
※期間中は、同空間にて企画展「Made in Art」も開催予定です。ぜひご覧ください。