「こんな写真、なんで撮ったんだろう?」
旅行に行って帰ってきたあとでスマホを見返すと、なぜ撮ったのかよくわからない写真ってありませんか?
現代を代表する日本人写真家の一人、森山大道はこう言ったとか。
写真は、量だ。 量は、欲望だ。 世界はいつも、決定的瞬間だ。
つまり、撮らないよりは撮ったほうがいい!
いまから約150年前、明治の日本を訪れた海外の人々も写真機でバッシャバッシャと撮りまくっています。
著名な写真家だけではありません。写真機は明治後期ごろには徐々に写真家以外も手にするようになりつつあり、いまとなっては誰が・どこで・なぜ撮ったのかわからない写真もたくさんあります。
今回はそうした「外国人が撮影した明治日本の様子」の第2段として、パブリックドメインとして公開されている古写真をご紹介します(今回ご紹介するのは全てアムステルダム美術館デジタルコレクションより)。
謎の写真家が撮った日本
名もなき外国人写真家たちが撮った日本