![企画展「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者招待展〜藝大の星〜」開催のおしらせ](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2024/06/jyusyosyaten_thumbnail-1024x576.png)
企画展「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者招待展〜藝大の星〜」開催のおしらせ
2024年8月17日(土)より藝大アートプラザにて企画展「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者招待展〜藝大の星〜」を開催します。 藝大アートプラザ・アートアワード受賞者招待展〜藝大の星〜 藝大アートプラザ大賞は約20年続く、藝大の学生を対象とした年に1回のアートコンペです。本年からは藝大アートプラザ・アートアワードと名称を変え、「小学館賞」「JR東日本賞」を新設するとともに、デジタルアート部門を創設するなど新たな展開を迎えました。 これまでの美術部門受賞者の新作が一堂に会する「アートアワード受賞者招待展」を今年も開催いたします。これからの活躍が楽しみな現役の藝大生のものから、アーティストとし […]
2024.07.17
![藝大アートプラザが「ドロT」を推すのはなぜ?100万人に届けたい「アートに参加する楽しさ」と支援のかたち](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2024/07/IMG_4245-1024x768.jpg)
藝大アートプラザが「ドロT」を推すのはなぜ?100万人に届けたい「アートに参加する楽しさ」と支援のかたち
藝大アートプラザの一角で近頃、特に大きなエリアを占領しているTシャツたち。なぜアートギャラリーにTシャツが? これらは、若き藝大アーティストたちによる「ドローイングTシャツ」、略して「ドロT」という呼ぶのだそう。手掛けるアーティストは、油画を専門とする人から、工芸を専攻した人などさまざま。いずれも、布用の画材を用いて、直接Tシャツに描いており、世界でたった1点しかない貴重なものばかり(その意味では8800円は大変手頃なお値段かも)。 とはいえ、なぜ藝大アートプラザは「ドロT」を全面展開しているのでしょう? 藝大アートプラザタイムズ編集長・高木史郎に、ドロTにかける熱い思いを語ってもらいました。 […]
2024.07.20
![掛け軸と生花のように。“見立てる”企画展「The Art of Tea」(後期)参加作家紹介](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2024/07/DSC07635-1024x683.jpg)
掛け軸と生花のように。“見立てる”企画展「The Art of Tea」(後期)参加作家紹介
2024年6月1日(土)〜8月4日(日)にかけて開催されている企画展「The Art of Tea」。 東京藝術大学(藝大)の前身である東京美術学校の校長を務めた岡倉天心(覚三)の世界的なベストセラー『The Book of Tea』(『茶の本』)をテーマとした企画展は、エリアを3つに分け、3つのコンセプトで展示を行います。 コンセプトについては、こちらで詳しくご覧ください。 ここでは、作品の写真とともに各出展作家をご紹介します。 ※コメントは、Web担当による解説です。 ※並びは展示風景のおおよその順路に従っています。 ※写真にない作品もございます。ぜひ現地で全ての作品をご覧ください。 会期 […]
2024.07.06
![「水戸のルドン」のインスピレーションはどこからくるのか。アトリエを訪れて分かった無限の想像力【重野克明氏インタビュー】](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2024/06/DSC06446-copy-1024x543.jpg)
「水戸のルドン」のインスピレーションはどこからくるのか。アトリエを訪れて分かった無限の想像力【重野克明氏インタビュー】
人の数だけアートがある! 芸術に対する思いは人それぞれ。藝大アートプラザでは、アートとは何かをさまざまなアーティストたちに尋ねることで、まだ見ぬアートのあり方を探っていきます。 今回お話を伺うのは、版画家・重野克明(しげのかつあき)さん。銅版画を中心に、油彩・水彩ドローイング・水墨・陶芸などを手掛け、独自の世界観でファンを魅了しているアーティストの一人です。 今回は水戸市内のアトリエ兼自宅に伺い、版画を選ぶに至った経緯や自らのアート観、アイディアの源などについて伺いました。 「逃げ道」としての版画 ――ご自宅にお邪魔しておいて大変失礼なのですが、センスのかたまりといいますか、非常にインパクトの […]
2024.06.21
![言葉と格闘する書家が紙に刻んだ、思索の歩み「石川九楊大全」後期【状況篇】](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2024/07/P7025681_2-1024x683.jpg)
言葉と格闘する書家が紙に刻んだ、思索の歩み「石川九楊大全」後期【状況篇】
既成の書の枠組みを超えて、言葉と格闘しながら、独自のスタイルを追求し続けてきた書家、石川九楊(いしかわ きゅうよう/1945年-)。「書に親しむこと75年、書に溺れること60年」という氏が、これまでに手掛けた作品は約2000点、著書は100点あまり。そこから厳選した約300点を前・後期の2カ月で披露する大規模展覧会「石川九楊大全」が上野の森美術館で開催されています。 6月開催の前期【古典篇】遠くまで行くんだ では、石川が1980年代から90年代にかけて日本の『歎異抄』や『源氏物語』、『徒然草』、中国・唐時代の詩人、李賀の詩など、古典文学の言葉に向き合い創作した作品群が展示されました。7月、すべ […]
2024.07.12
![企画展「The Art of Tea」のコンセプトを聞く。岡倉天心が語った「ハーモニー」を目指す試みとは。](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2024/05/tea3-1024x762.jpeg)
企画展「The Art of Tea」のコンセプトを聞く。岡倉天心が語った「ハーモニー」を目指す試みとは。
藝大アートプラザでは、2024年6月1日(土)〜8月4日(日)の会期で企画展「The Art of Tea」を開催します。 東京藝術大学(藝大)の前身である東京美術学校の校長を務めた岡倉天心(覚三)の世界的なベストセラー『The Book of Tea』(『茶の本』)をテーマとした企画展は、エリアを3つに分け、3つのコンセプトで展示を行います。 ところで、浮かんでくるのは「茶の芸術って何?」「なんでTea(お茶)なの?」という疑問。実は、藝大アートプラザの方針に関わる、深くて熱い理由があるといいます。 藝大アートプラザタイムズ編集長・高木史郎に、本展開催のテーマや概要について語ってもらいました […]
2024.05.30
![2024年上野エリア&都内開催の気になる展覧会10選!(下半期編)](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2024/06/samune-1024x576.png)
2024年上野エリア&都内開催の気になる展覧会10選!(下半期編)
2024年下半期も注目の展覧会・企画展が目白押し! 藝大アートプラザと一緒に訪れたい上野エリアの美術館・博物館の展覧会と、都内各地のおすすめ美術展をご紹介します。 2024年6月~12月のアートライフの参考にご覧ください。 上野エリアの注目の展覧会 ➀石川九楊大全 会期:古典篇 2024年6月8日(土)~30日(日)、状況篇 2024年7月3日(水)~28日(日) 会場:上野の森美術館 現代における書の美を追求しつづけ、言葉と格闘してきた書家、石川九楊(いしかわ きゅうよう/1945年生まれ)の書作品約2000点から厳選した300点あまりを、前期、後期とひと月ごとにすべて掛け替えて展示する大規 […]
2024.06.07
![アートに没入するためのお茶とは。お茶で五感を揺さぶる【丸若裕俊氏インタビュー】](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2024/05/7c4e866123723e03ef075d660bf377c4-1024x576.png)
アートに没入するためのお茶とは。お茶で五感を揺さぶる【丸若裕俊氏インタビュー】
藝大アートプラザは、企画展「The Art of Tea」に合わせ、お茶ブランド「EN TEA」とコラボレーションし、アートと鑑賞者を結びつけるお茶「ARTEA」(個包装ティーバッグ)や、藝大アートプラザオリジナルのサーモボトル「BOTTLE OF TEA」(藝大アカンサスマーク入り)などの販売をスタートさせました。 ARTEAについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。 でも、お茶がなぜアートと関係するのでしょうか? ここでは「EN TEA」代表を務める丸若裕俊さんにお話を伺いました。 没入感を提供するお茶を ――2024年6月1日から8月4日にかけて開催する藝大アートプラザの企画展「The […]
2024.05.30
![買う、持つ、飾る楽しみを提案する新しい展示コーナー「小さいアート」が誕生](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2023/12/madeinart-1024x576.jpg)
買う、持つ、飾る楽しみを提案する新しい展示コーナー「小さいアート」が誕生
藝大アートプラザに、買う、持つ、飾る楽しみを提案する、新しい展示スペースができます。その名も「小さいアート」。アートを楽しむための入口として「小さいアート」だけを集めたスペースです。あなたが気になる作品を、部屋にかけるだけでそこはちょっぴり特別な場所になるかもしれません。 出展作家(予定) 内田恵 / 甘甜 / 瀬川祐美子 / たかすぎるな。 / 田中侑良 / 田村幸帆 / 春田紗良 / 政井歌 / 村上生太郎 / 渡邊美波 展示概要 会期:2024年6月1日(土)〜8月4日(日) 休業:月曜 ※7月1日(月)〜7月5日(金)は休業 営業時間:10:00-18:00 入場料:無料
2024.05.17
![ねがみくみこ氏と藝大アートプラザがコラボ!新グッズが続々登場](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2024/04/DSC06546-1024x683.jpg)
ねがみくみこ氏と藝大アートプラザがコラボ!新グッズが続々登場
人生の悲劇を戯画化し喜劇に変える“人生賛歌“の作品を手掛ける立体作家・ねがみくみこ氏と、藝大アートプラザがコラボレーションしました。 ねがみくみこ氏へのインタビューはこちらからお楽しみ頂けます 東京藝術大学所蔵の名画、高橋由一の「鮭」(重要文化財)をテーマに、さまざまなグッズを展開しています。 第1弾はTシャツ、トートバッグ、お弁当箱の3種類。 高橋由一によって切り取られてしまった(?)鮭の一部を「補完」するという「由一補完計画」として、ねがみさんによるオリジナルイラストをデザインしています。 4月27日から店頭限定で発売開始となっており、今後さらにさまざまなグッズを展開していく予定です。 ぜ […]
2024.04.26
![ENTEAが手掛ける「アートと鑑賞者の架け橋になるお茶」を新発売](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2024/04/7c4e866123723e03ef075d660bf377c4-1024x576.png)
ENTEAが手掛ける「アートと鑑賞者の架け橋になるお茶」を新発売
東京藝術大学の前身・東京美術学校の校長を務めた岡倉天心。20世紀初頭にアメリカで『The Book of Tea(茶の本)』を英語で出版し、日本における茶の精神を広く世界に伝えるなど、多大な功績を残しました。 岡倉天心についての記事はこちらからお楽しみ頂けます 明治・大正期の日本の美術運動を牽引した天心にとって、お茶とは生き方そのものであり、世界を探求する精神であり、対立する洋の東と西の相互理解へ向けた呼びかけでもありました。 それはまるで「アート」のような存在。 藝大アートプラザでは、気鋭のお茶ブランド「EN TEA」とコラボレーションし、アートと鑑賞者を結びつけるお茶を「ARTEA」と名付 […]
2024.04.26
![岡倉天心とは?日本美術を世界に知らしめた激動の人生を辿る](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2022/06/tenshin1-1024x1024.jpg)
岡倉天心とは?日本美術を世界に知らしめた激動の人生を辿る
岡倉天心(おかくらてんしん)の名前を、聞いたことがある人は多いと思います。しかし、どういう人かと問われると、明確に答えられる人は少ないのではないでしょうか? 肩書きは、美術行政家、美術史家、思想家と幅広く、当時の人としては珍しい英語を使いこなしていた知識人。そんな天心を生涯の師と尊敬していた横山大観(よこやまたいかん)は、「天心は英雄であり偉人であり、計り知れないものである。我々のような小さなものには、到底わかり得ない」と語っています。 誰もが認める非凡な才能を持ち、天才と呼ばれた天心ですが、その生涯は波乱に満ちたものでした。激動の人生を駆け抜けた、偉人の足跡を辿ってみたいと思います。 幼少期 […]
2022.07.02
![人生の悲劇を喜劇に変えるアート。つらいを「楽しい」に【ねがみくみこ氏インタビュー】](https://artplaza.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2024/03/DSC05371-1024x683.jpg)
人生の悲劇を喜劇に変えるアート。つらいを「楽しい」に【ねがみくみこ氏インタビュー】
人の数だけアートがある! 芸術に対する思いは人それぞれ。藝大アートプラザでは、アートとは何かをさまざまなアーティストたちに尋ねることで、まだ見ぬアートのあり方を探っていきます。 今回お話を伺うのは、アーティストのねがみくみこさん。 「二律背反」をテーマに、人生の悲劇を戯画化し喜劇に変える人生賛歌の作品——「まじめにふざけた」彫刻を制作をしている立体作家です。その手から生み出される作品はどれも、ちょっととぼけたようなテイストと意表を突かれる造形で、独特の世界観を醸し出しています。 自らのアート観について、これまでの活動とともに伺いました。 「自分はマシュマロでできているかもしれない」 —— ねが […]
2024.03.29