ねがみくみこ氏と藝大アートプラザがコラボ!新グッズが続々登場

ねがみくみこ氏と藝大アートプラザがコラボ!新グッズが続々登場

人生の悲劇を戯画化し喜劇に変える“人生賛歌“の作品を手掛ける立体作家・ねがみくみこ氏と、藝大アートプラザがコラボレーションしました。 ねがみくみこ氏へのインタビューはこちらからお楽しみ頂けます 東京藝術大学所蔵の名画、高橋由一の「鮭」(重要文化財)をテーマに、さまざまなグッズを展開しています。 第1弾はTシャツ、トートバッグ、お弁当箱の3種類。 高橋由一によって切り取られてしまった(?)鮭の一部を「補完」するという「由一補完計画」として、ねがみさんによるオリジナルイラストをデザインしています。 4月27日から店頭限定で発売開始となっており、今後さらにさまざまなグッズを展開していく予定です。 ぜ […]

2024.04.26

ENTEAが手掛ける「アートと鑑賞者の架け橋になるお茶」を新発売

ENTEAが手掛ける「アートと鑑賞者の架け橋になるお茶」を新発売

東京藝術大学の前身・東京美術学校の校長を務めた岡倉天心。20世紀初頭にアメリカで『The Book of Tea(茶の本)』を英語で出版し、日本における茶の精神を広く世界に伝えるなど、多大な功績を残しました。 岡倉天心についての記事はこちらからお楽しみ頂けます 明治・大正期の日本の美術運動を牽引した天心にとって、お茶とは生き方そのものであり、世界を探求する精神であり、対立する洋の東と西の相互理解へ向けた呼びかけでもありました。 それはまるで「アート」のような存在。 藝大アートプラザでは、気鋭のお茶ブランド「EN TEA」とコラボレーションし、アートと鑑賞者を結びつけるお茶を「ARTEA」と名付 […]

2024.04.26

つくり続けることが力になる。自分の脳血管を銅版画に描き出したアーティストからのエール【植田爽介氏インタビュー】

つくり続けることが力になる。自分の脳血管を銅版画に描き出したアーティストからのエール【植田爽介氏インタビュー】

人の数だけアートがある! 芸術に対する思いは人それぞれ。藝大アートプラザでは、アートとは何かをさまざまなアーティストたちに尋ねることで、まだ見ぬアートのあり方を探っていきます。 今回お話を伺うのは、アーティストの植田爽介(うえたそうすけ)さん。銅版画とリトグラフを中心に、写真や地図など多様な素材を使って繊細かつ大胆な現代的版画を手掛ける版画家です。 藝大アートプラザでの個展「Re:habilitation」開催に合わせ、自らのアート観について、これまでの活動とともに伺いました。 自分の脳のMRA画像をコラージュして銅版画に —— 藝大アートプラザでの個展に出品を予定している作品は、ご自身の脳の […]

2024.04.25

作品の強度を増さない限り「アーティスト」にはなれない。【小山登美夫ギャラリー天王洲】

作品の強度を増さない限り「アーティスト」にはなれない。【小山登美夫ギャラリー天王洲】

さまざまな特色を発揮しながら運営されている各地のアートギャラリーや画廊をめぐり、ギャラリストたちの多彩な視点をアーカイブしていく特集企画「ギャラリー・ライブラリー」。 東京藝術大学を卒業後、複数のギャラリー勤務を経て、1996年に自身のギャラリーを開廊した小山登美夫氏。オープン当初から、奈良美智氏や村上隆氏をはじめとする同世代の日本人アーティストとともに世界に進出し日本の現代アート界をけん引してきた、言わずと知れたギャラリストです。今回は近年、新しい東京のアートシティとして注目を集める東京・品川の臨海部に2023年にオープンした「小山登美夫ギャラリー 天王洲」を訪ねました。 日本のアートを自由 […]

2024.04.26

大吉原展を詳細にレポート。「吉原」という場所で何が生まれ残されてきたのか

大吉原展を詳細にレポート。「吉原」という場所で何が生まれ残されてきたのか

藝大アートプラザのある台東区上野公園から北東方向に30分ほど歩いた場所に、「吉原大門(おおもん)跡」(現在の台東区千束4丁目)があります。江戸の昔、堀と塀に囲まれていた一帯は「新吉原」として知られた江戸幕府公認の遊廓でした。移転前の元吉原を含め、広く「吉原」(※1)で育まれた文化を紹介しながら、総合的に同地を検証する初の試みとなる特別展「大吉原展」が東京藝術大学大学美術館で開催されています。 ※1 元和4(1618)年に日本橋葺屋(ふきや)町(現在の中央区日本橋人形町あたり)に開設された遊廓は「元吉原」、明暦3(1657)年の明暦の大火後に江戸城からより離れた浅草寺の北、日本堤に強制移転させら […]

2024.04.10

藝大に動物たちが再び!企画展「藝大動物園」出展作家を紹介

藝大に動物たちが再び!企画展「藝大動物園」出展作家を紹介

2024年3月23日(土)〜5月26日(日)にかけて開催される企画展「藝大動物園 Welcome to the art zoo!」。 本物以上にリアルな生き物や想像の世界にしか存在しない動物、はては生物なのか無生物なのかわからない存在まで……。そしてもちろん、人間だって動物であることを忘れてはいけません。 アートによる、アートにしかできない特別な「動物園」には、どのような作品が集まったのでしょうか。 藝大アートプラザに開園した「art zoo」について、作品の写真とともに出展作家をご紹介します。 ※コメントは、Web担当による解説です。 ※並びは展示風景のおおよその順路 […]

2024.03.23

野焼きにこだわる理由。内面との対話と偶発の美を求めて【アワード受賞者・柿沼美侑氏インタビュー】

野焼きにこだわる理由。内面との対話と偶発の美を求めて【アワード受賞者・柿沼美侑氏インタビュー】

先ごろ受賞者が発表された、第18回「藝大アートプラザ・アートアワード」(旧「藝大アートプラザ大賞」)。美術作品部門の準大賞を受賞したのは、柿沼美侑氏(写真上)です。 受賞作品「心象土偶 獨(とく)」(写真下)は、土偶を思わせる形状でありながら、顔と思われる部分は不明瞭です。でも、優しげで曖昧なその表情から、単一の人格ではなく、多様な解釈や感情を受け入れる余地があることを示しているようです。 柿沼美侑作「心象土偶 獨」(写真:永田忠彦) 日比野克彦・東京藝大学長をはじめとする審査員の講評はこちらからご覧ください。 これは対話なのかもしれません。柿沼氏は土偶という媒体を用いて自らの内面と交信し、ま […]

2024.04.12

意識と無意識のあわいを映像に。科学とアートの関係を考える【アワード受賞者・諏訪葵氏インタビュー】

意識と無意識のあわいを映像に。科学とアートの関係を考える【アワード受賞者・諏訪葵氏インタビュー】

先ごろ受賞者が発表された、第18回「藝大アートプラザ・アートアワード」(旧「藝大アートプラザ大賞」)。デジタル作品部門において「小学館賞」を受賞したのが、諏訪葵さん(写真)です。 受賞作「ガラス玉をひとつ」は、光と影が織りなす世界に迷い込んだような、あるいは目覚めのぼんやりとしたひと時のようなデジタルアート。 インスタレーションやデジタルアートというフィールドで活躍する諏訪さんに、作品づくりへの情熱や作家としての哲学をうかがいました。   作品の一場面。デジタル部門の受賞作品は、小学館メタバース「S-PACE(スペース)」にて公開中です。ぜひご覧ください。 アーカイブ映像を再構成した […]

2024.04.05

人生の悲劇を喜劇に変えるアート。つらいを「楽しい」に【ねがみくみこ氏インタビュー】

人生の悲劇を喜劇に変えるアート。つらいを「楽しい」に【ねがみくみこ氏インタビュー】

人の数だけアートがある! 芸術に対する思いは人それぞれ。藝大アートプラザでは、アートとは何かをさまざまなアーティストたちに尋ねることで、まだ見ぬアートのあり方を探っていきます。 今回お話を伺うのは、アーティストのねがみくみこさん。 「二律背反」をテーマに、人生の悲劇を戯画化し喜劇に変える人生賛歌の作品——「まじめにふざけた」彫刻を制作をしている立体作家です。その手から生み出される作品はどれも、ちょっととぼけたようなテイストと意表を突かれる造形で、独特の世界観を醸し出しています。 自らのアート観について、これまでの活動とともに伺いました。 「自分はマシュマロでできているかもしれない」 —— ねが […]

2024.03.29

各地に伝わる昔話を現代アートに表現する。描き出される「人間の本質」とは【吉田樹保氏インタビュー】

各地に伝わる昔話を現代アートに表現する。描き出される「人間の本質」とは【吉田樹保氏インタビュー】

人の数だけアートがある! 芸術に対する思いは人それぞれ。藝大アートプラザでは、アートとは何かをさまざまなアーティストたちに尋ねることで、まだ見ぬアートのあり方を探っていきます。 今回お話を伺うのは、藝大の美術学部絵画科油画出身の吉田樹保さん。強さと弱さ、無邪気さと毒々しさ、シリアスとポップといった複数の要素を併存させた絵は、一度見ると忘れられないインパクトを放ちます。 お話を伺うと、濃密で知的なコンセプトと、制作や調査にかけるエネルギーが伝わってきました。 吉田さんの作品を展示・販売している企画展「藝大動物園 Welcome to the art zoo!」(2024年3月23日〜5月26日) […]

2024.03.23

岡倉天心と五浦の海。傷心の地で天心が目指した自然と芸術の調和とは

岡倉天心と五浦の海。傷心の地で天心が目指した自然と芸術の調和とは

明治・大正期の日本の美術運動を牽引した岡倉天心(1863-1913)。美術評論家、哲学者であり『The Book of Tea(茶の本)』をアメリカ・ニューヨークで英語で出版し、日本における茶の精神を広く世界に伝えるなど多大な功績を残した彼が、茨城県にある小さな漁村・五浦の地に深い愛情を抱いたことはあまり知られていません。 彼の芸術観に大きな影響を与えた五浦。天心との関係を取材しました。 岡倉天心についておさらい 岡倉天心は、明治・大正の美術運動の指導者です。1863(文久2)年に横浜で生まれ、幼名を「角蔵」、のちに「覚三」と称しました。「天心」は彼の号です。 岡倉天心。国立国会図書館デジタル […]

2024.03.13

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ENTEAが手掛ける「アートと鑑賞者の架け橋になるお茶」を新発売

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東京藝術大学の前身・東京美術学校の校長を務めた岡倉天心。20世紀初頭にアメリカで『The Book of Tea(茶の本)』を英語で出版し、日本における茶の精神を広く世界に伝えるなど、多大な功績を残しました。 岡倉天心についての記事はこちらからお楽しみ頂けます 明治・大正期の日本の美術運動を牽引した天心にとって、お茶とは生き方そのものであり、世界を探求する精神であり、対立する洋の東と西の相互理解へ向けた呼びかけでもありました。 それはまるで「アート」のような存在。 藝大アートプラザでは、気鋭のお茶ブランド「EN TEA」とコラボレーションし、アートと鑑賞者を結びつけるお茶を「ARTEA」と名付 […]

2024-04-26

ねがみくみこ氏と藝大アートプラザがコラボ!新グッズが続々登場

ねがみくみこ氏と藝大アートプラザがコラボ!新グッズが続々登場

人生の悲劇を戯画化し喜劇に変える“人生賛歌“の作品を手掛ける立体作家・ねがみくみこ氏と、藝大アートプラザがコラボレーションしました。 ねがみくみこ氏へのインタビューはこちらからお楽しみ頂けます 東京藝術大学所蔵の名画、高橋由一の「鮭」(重要文化財)をテーマに、さまざまなグッズを展開しています。 第1弾はTシャツ、トートバッグ、お弁当箱の3種類。 高橋由一によって切り取られてしまった(?)鮭の一部を「補完」するという「由一補完計画」として、ねがみさんによるオリジナルイラストをデザインしています。 4月27日から店頭限定で発売開始となっており、今後さらにさまざまなグッズを展開していく予定です。 ぜ […]

2024-04-26

2024年5月藝大アートプラザ営業日のおしらせ

2024年5月藝大アートプラザ営業日のおしらせ

2024年5月の藝大アートプラザは、企画展「藝大動物園 Welcome to the art zoo!」を開催。 ◆5月休業日 7(火)13(月)20(月)27(月)~31(金) ※6日(月)は祝日で営業、翌7日が臨時休店日 〈撤去設営〉27日(月)~31日(金)

2024-04-02

「植田爽介個展 RE : habilitation(that takes a overlooking view of thinking)」開催のおしらせ

「植田爽介個展 RE : habilitation(that takes a overlooking view of thinking)」開催のおしらせ

2024年4月27日(土)より上野・藝大アートプラザ(入場無料)にて「植田爽介個展 RE : habilitation(that takes a overlooking view of thinking)」を開催いたします。本展では植田爽介の新作をベースに展示。ぜひ会場でご覧ください。 展覧会ステイトメント habilitationとは「元々持っている個性や性格を生かしてさらに発達させる働きかけのこと」を指す言葉である。これは医療や介護の現場に限らず、人間の日常生活というもの自体がリハビリテーション(再び適した状態に回復する働きかけのこと)とハビリテーションの繰り返しだと感じることがある。この […]

2024-04-01

企画展「藝大動物園」東條明子さん作品販売(抽選制)について

企画展「藝大動物園」東條明子さん作品販売(抽選制)について

2024年5月26日(日)まで開催中の企画展「藝大動物園」前期に展示予定の東條明子さんの作品につきましては、多数の購入希望が予想されるため、以下の方法による抽選制とさせていただきます。期間中いつご応募いただきましても、抽選結果には影響ありませんので、ご都合にあわせご来店ください。 抽選お申し込み期間 2024年3月23日(土)〜3月31日(日) 抽選お申し込み方法 お申し込み期間の営業時間内にご来店の上、「抽選申込書」に記入し受付を完了してください。 ※お電話、FAX、メール等では受付けません。 抽選日 2024年4月3日(水) 当選の発表 当選者への通知をもって発表にかえさせていただきます。 […]

2024-03-18

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